# 管内修復スリーブのサイズ：内径と適用範囲の読み方

Canonical: https://reliancetrenchless.com/ja/blog/repair-sleeve-fit-range-and-bore

Published: 2026-08-11 · Updated: 2026-08-11 · By Reliance Trenchless

実測内径と修復スリーブの適用範囲を照合する方法。欠陥位置で測定し、真円度・段差を記録し、投入工具とアクセスを確認します。

管内修復スリーブは、図面の呼び径ではなく補修位置の実測内径で選びます。DN300 と表示された管でも、沈下、グラウト、ライニング、継手の段差によって欠陥部の実測値は変わり得ます。適用範囲は上下限の組であり、測定はスリーブが実際に座る位置で行います。

Reliance は Instant-Lock 小型を DN150～600 の 9 公称サイズとして公表し、DN150～500 はゴム幅 400 mm、DN600 は 300 mm です。大型は DN600～2000 の 9 サイズで、すべてゴム幅 300 mm です。両系列は DN600 で重なります。重なるからこそ、呼び径だけでなく実測内径で選ぶ必要があります。

## 管内修復スリーブの適用範囲とは

機械式管内修復スリーブは、ステンレス筒、EPDM ジャケット、ロッキングギアで構成され、ギアで母管に押し広げます。ASTM F3110 の題名は、内径が変化する管と段差継手に対応するロッキングギア式機械式非開削ポイント補修スリーブという製品分類を示します。分類を示すもので、個々のスリーブを認証するものではなく、製造者の適用表に代わるものでもありません。

適用範囲は、その型式が対象とする最小・最大内径を示しますが、範囲内のどの内径でも同じように適するという意味ではありません。真円度、継手の段差、突出した接続部、粗い表面は施工条件を変えます。これらは直径と同じ検討に入れます。

![管の断面に、複数位置の内径測定、継手の段差、番号付き説明を示した概念図。](https://reliancetrenchless.com/assets/img/Blog/repair-sleeve-fit-range-and-bore/sleeve-bore-measurement.svg)

1：補修予定位置の内径；2：別の時計位置；3：継手の段差；4：欠陥長さ；5：両側の健全管；6：アクセス方向。概念図であり、許容真円度や適用限界を定めるものではない。

## 1. マンホールではなく補修位置で測る

測定はスリーブの設置予定位置で行います。マンホール、管端、図面の直径は別の位置を表します。段差のある継手が欠陥なら、両側の内径と段差を測ります。

一つの時計位置だけでなく複数位置で内径を記録します。水平または垂直の一測定では楕円を見落とすことがあります。計器、日付、測定者を結果と一緒に残します。CCTV 報告からの値なら、校正された測定と画面倍率による推定を区別します。

NASSCO の評価ガイダンスは検査側に有用で、欠陥、位置、観察記録を識別できるようにします。スリーブの適用値を与えるものではありません。適用値は製品表、状態は検査が担当します。

## 2. 最小・最大の適用列を両方読む

現在の型式表で、実測内径を上下限の両方と比較します。型式名の呼び径だけと比べません。広い範囲を覆う型式では、補修区間で内径が変わると、一端が上限近く、他端が下限近くなることがあります。

DN600 では、小型・大型の両系列を実測内径と投入可能な施工設備で確認します。呼び径だけで小型・大型を決めません。実内径、スリーブ長さ、欠陥形状、現場に持ち込める工具で答えが変わります。

選定型式、適用範囲、その根拠の測定値を記録します。限界に近ければ問い合わせに明記し、標準型式でよいか、別構成の検討が必要かを供給者に確認します。

## 3. 真円度、段差、表面状態を記録する

直径は一項目にすぎません。補修記録には次を加えます。

- 補修位置の最大・最小内径；
- 継手の目視できる段差；
- 欠陥長さと両側の健全管長さ；
- スリーブが広がる面の状態；
- 近接接続、根、堆積物、既往補修；
- アクセス開口と補修位置までの経路。

同じ呼び径の管でも別のスリーブが必要になる理由と、供給者に伝えていない情報が分かります。「DN300」だけでは測定記録になりません。

許容真円度や段差限界を独自に決めません。ASTM F3110 は内径変化と段差継手を分類として扱いますが、選定スリーブの製造者構成ガイダンスは必要です。公表表の外なら、近い型式に合わせずレビューを求めます。

## 4. スリーブ、投入工具、アクセスを一致させる

スリーブは管内から設置するため、アクセスも選定の一部です。入口、経路、工具の外形、有効長を確認します。内径に合っても補修位置まで運べないスリーブは使えません。

小型と大型は施工設備が異なります。一方の加圧手順を他方に流用しません。選定型式に対応する手順を求め、工具識別を施工記録と一緒に残します。

| 記録 | 書く内容 | 証明しないこと |
| --- | --- | --- |
| 内径 | 複数位置の実測内径 | 補修全長で真円であること |
| 適用範囲 | 現行表の最小・最大 | 選定型式が現場承認済みであること |
| 欠陥 | 種類、長さ、段差、表面状態 | スリーブが構造耐力を回復すること |
| アクセス | 入口、経路、工具外形、有効長 | 現場に安全に進入できること |
| 施工 | 工具型式と手順改訂 | 施工後にプロジェクト試験に合格したこと |

施工手順と工具構成は[非開削施工ガイド](https://reliancetrenchless.com/ja/resources/trenchless-installation-guide)と[スリーブ施工セットの記事](https://reliancetrenchless.com/ja/blog/instant-lock-sleeve-installation-set)を参照してください。[小型スリーブ製品ページ](https://reliancetrenchless.com/ja/products/instant-lock-sleeves-small)に現行の型式表がありますが、どの行を選ぶかは現場測定で決まります。

![実測内径、スリーブ適用範囲、欠陥記録、アクセス、投入工具を結び付けた表形式の概念図。](https://reliancetrenchless.com/assets/img/Blog/repair-sleeve-fit-range-and-bore/sleeve-fit-fields.svg)

1：実測内径；2：適用範囲；3：欠陥記録；4：アクセス；5：投入工具。五つの項目で選定し、呼び径では代用できない。

## よくある質問：管内修復スリーブのサイズ

### 呼び径からスリーブを選べますか？

いいえ。呼び径は管路を示しますが、適用範囲は補修位置の実測内径に基づきます。DN600 では小型と大型が重なるため、実測内径と施工設備で決めます。

### 直径一つの測定で足りますか？

出発点であり、完全な記録ではありません。複数位置で測り、真円度、段差、表面状態を記録します。一測定では施工に影響する形状変化を見落とすことがあります。

### ASTM F3110 は特定のスリーブを認証しますか？

いいえ。ASTM F3110 はロッキングギア式機械式非開削ポイント補修スリーブという分類の規範です。題名は製品を認証せず、本記事も Instant-Lock が登録・承認されているとは述べません。

### 内径が公表範囲外ならどうしますか？

構成のレビューを求めます。近い型式に合わせたり、広い範囲が自動的に覆うと仮定したりしません。測定値、欠陥記録、アクセス情報、利用可能な工具を送り、標準構成か別案かを確認します。

## 参考文献・出典資料

- [Reliance — Instant-Lock 小型・大型管内修復スリーブ：型式範囲、材料、投入工具](https://reliancetrenchless.com/assets/doc/brochures/Reliance%20Instant-Lock%20Small&Big.pdf)
- [ASTM F3110-14(2024) — 内径変化と継手段差のある管に対するロッキングギア式機械式非開削ポイント補修スリーブの使用規範](https://doi.org/10.1520/F3110-14R24)
- [NASSCO — 管路評価：状態観察と欠陥記録](https://www.nassco.org/trenchless-technology/assessment)
- [Reliance — Instant-Lock ポイント補修の非開削施工ガイド](https://reliancetrenchless.com/ja/resources/trenchless-installation-guide)
